
鑑賞ご希望の方は、無料整理券をお送りしますので、月心友の会《945-8787》までご連絡下さい。
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《キャスト》
長嶋一茂 北乃きい 原沙知絵 田山涼成 菊池隆則 遠藤久美子 渡邉邦門 佐野夏芽 小川光樹 前田耕陽 大塚寧々〈友情出演〉 木梨憲武〈特別出演〉 古手川祐子〈友情出演〉 犬塚弘 谷啓 竹中直人 野際陽子
《スタッフ》
製作総指揮・・・長嶋 一茂
監督・・・今井和久
脚本・・・鴨義信
プロデューサー・・・元木 ひとみ、秋山 純、伊藤 正昭
撮影・・・木村 弘一
照明・・・村澤 浩一
美術・・・北谷 岳之
録音・・・畦本 真司
編集・・・清水 正彦
音楽・・・中村幸代 、森下滋
主題歌・・・「Together」小松優一
《ストーリー》
目の前に太平洋が広がり、背後にゆるやかな山の稜線を抱く風光明媚な千葉県房総町。自然に囲まれ、高台の灯台に見守られている人々の暮らしぶりはどこか長閑だ。郵便局員である海江田龍兵(長嶋一茂)もそんな街を愛する一人。2年前に妻の泉に先立たれ、中学3年生の娘・あゆみ(北乃きい)と小学3年生の息子・鉄兵(小川光樹)を男手一つで育てている。バイクで配達する局員が多い中、今でもバタンコ[配達用の赤い自転車]での配達にこだわる堅物だが、その配達は迅速かつ正確。局長をはじめとする仕事仲間や街の人々の信頼も厚い。
ある日、進学を控えたあゆみは寮生活となる高校への進学希望を伝えるが、龍兵は「家族はひとつ屋根の下で暮らすべき」と断固として受け入れようとしない。父の頑固な態度に困り果てたあゆみは担任代理の塚原奈桜子(原沙知絵)に相談するが、臨時教師である奈桜子は「自分の人生でしょ、自分で決めなさい」と突き放すのだった。しかし、それは自分の人生について悩んでいる奈桜子自身に向けられた言葉でもあった。
龍兵とあゆみの気持ちが徐々にすれ違っていく中、龍兵は泉の三回忌を機に形見分けを親族に提案する。「お母さんのことを忘れようとしている」と怒るあゆみに、龍兵は思わず手をあげてしまい、二人の溝は益々深くなってゆく・・・
見かねた泉の母・園子(野際陽子)が、ある物をあゆみに見せる。それはまだ小学生だった龍兵が転校する泉に宛て、それから結婚するまでの16年間、二人の間で交わされ続けた古い手紙の束だった。離れ離れになった二人は、手紙を書き、受け取ることで、気持ちを通わせていったのだった・・・そして、いつしか龍兵は、心待ちにしていた泉からの手紙を配達してくれた郵便局員に憧れを募らせていったのだった。龍兵の泉への愛情の深さと仕事への誇りを感じたあゆみが、3年間一度も足を運んだことのなかった泉の墓へ行く決心をする。
一方、龍兵は配達中に顔なじみの老人(犬塚弘)が自宅で倒れているのを発見する。運ばれた先の病院で、看護師から老人のポケットに入っていた手紙を渡される。
−手紙が届くのは元気な証拠−
かつてその老人が言っていた言葉が、龍兵の頭をよぎる。「この手紙を待っている相手がいる。この手紙を届ければ、絶対に助かる」。−そう信じ、龍兵は宛先の住所を目指してバタンコのペダルを力強く踏み込んだ。
《映画について》
夢、希望を届けます――春の訪れとともに、“幸せ配達人”が素敵な物語を運んでくれました。
野原一面に咲き誇る菜の花、青空に映える灯台、無限に広がる大海原…豊かな自然に囲まれた街で、郵便物をいち早く、確実に届けることを誇りにしている配達員。彼の真摯な姿勢、一途な行動は、家族や周囲の人々に「思いを伝えることの大切さ」を気づかせていきます。
さまざまな気持ちを直接伝えることができるのが手紙。それは、たとえ他愛のない言葉であっても、送られた人の元に残ることで心のつながりが生まれます。時代は移り変わっても、手紙の価値が色あせることはありません。時には人生に大きな影響を及ぼすほどの力さえ発揮するのです。そんな手紙にまつわる人々の心象風景を瑞々しい映像でつづり、何気ない生活の中でこそ見えてくる親子、家族の絆の深さ、人の心のぬくもり、そして、人と人が直にふれ合うことによって生まれる奇跡…さわやかな感動の風が吹き抜けます。
主人公の郵便配達員を演じるのは、企画から参加し製作総指揮も兼ねる長嶋一茂。映画の主演は初主演映画『ミスター・ルーキー』(2002年)以来になります。共演は映画『幸福な食卓』、ドラマ「ライフ」などで人気急上昇中の北乃きい、NHK朝のテレビ小説「ちりとてちん」に出演中の原沙知絵。さらには田山涼成、犬塚弘、谷啓、竹中直人、野際陽子ら豪華ベテラン陣がそろい、ドラマに厚みを加えます。
鴨義信のオリジナル脚本を温かなヒューマンドラマに仕上げたのは、本作が映画初メガホンとなる今井和久監督。主題歌には、その歌声に一茂が“ひと耳惚れ”したシンガーソングライター・小松優一を抜擢。撮影現場に通ってイメージを膨らませた書き下ろしの心温まるバラード「Together」がエンディングを飾ります。
伊・仏合作映画『イル・ポスティーノ』、中国映画『山の郵便配達』など、手紙がつなぐ人々の絆をモチーフにした感動作が、ついに日本からも誕生しました。
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